マーブル模様の七宝焼きブローチ
マーブル模様の七宝ブローチを作りました
今回は寄せ塗からのマーブル模様です。
裏側の処理をまずします。
裏引きの釉薬を塗り焼きます。
焼きあがりました。
表側が焼いた事で黒く変色しているので、酸洗いをして整えます。
酸洗いが終わったらいよいよ寄せ塗りをしていきます。
好みの釉薬を模様をあらかじめ考えてのせていきます。
楕円状に寄せ塗をしました。
内側から、白(不透明)、ウス青磁(不透明)、ローズ(透明)、さくら(半透明)の釉薬を重ねました。
900℃の高温で焼き、中央から外側へ4本、外側から中央へ4本線を引きます。
そしてお花のような模様の完成です。
もう一種は、上から
白(不透明)、ウスクリーム(不透明)、青紫(半透明)、赤淡(半透明)の釉薬を波上にのせています。
そして上下2方向に線を引いてマーブル模様に仕上げました。
全開のフリットを使ったマーブル模様とまた違った雰囲気のマーブル模様になりました。
いい感じです。
七宝ブログ マーブル模様のブローチ
七宝ブログをはじめます。
ガラスや七宝の魅力にワクワクが高まって仕方がないのでブログを立ち上げることにしました。
第一回目のブログはマーブル模様のブローチについてです。
赤紫色とブルー系、そして黒ベースのブローチを作りましたよ。
黒ベースのマーブル模様のブローチを焼く前の段階です。
釉薬は 黒透、朱赤(不透明)、銅桃(不透明)、白(不透明)です。
まずはベースに黒透を厚盛します。
そして、乾く前に不透明の釉薬3種類をまるくのせます。
釉薬の中でも赤色は発色がしにくいため、他のカラーよりも大きく盛るのがポイント。
赤紫とブルー系のマーブル模様は、ベースの釉薬の上にフリットをのせて描いています。
こちらは下地に 下引き白 を先に一度焼いています。
赤紫のブローチのベースは 銀サンゴルビー
ブルー系のブローチのベースは 銀ルリ です。
温度は高温で焼きます。
900℃を少し上回るまで炉が温まったら、中に釉薬をのせたプレートを入れ
上の道具でマーブル模様を描きます。
こちらの道具も先端を炉に入れて高温にしておいてから、先端で溶けた釉薬に模様を描いていきます。
焼きあがったらスミをヤスリで整えて、ブローチの金具にセッティングして完成です。